日々のきろく

自分の気持ちを大切に。感じたことを。

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イヤイヤ期と向き合ってみる。

 

毎日毎日、家が遠いなあ・・・。

イヤイヤ期真っ最中の次男は、保育園からの帰り道の中で、「抱っこがいいけれどここだけは歩きたい(遊びたい)」「違う道でも帰れるけれど、こっちの道がいい」という好きな場所がいくつかあります。

通りたい道を通らないと指差しでアピールし、時には脱走することも。
無理やり抱っこしようとしても、イヤイヤとしゃがんで持ち上げさせてももらえない。
「ねこ探し」に目覚めているので、ねこを見かけるとずっと見ていたい。

保育園から家に着くまで、かなりの時間がかかっています。
(大人ひとりで帰ると10分ちょっとの道のりが、その4倍以上・・・)

家に着くころには私の体力気力がもたず、イライラしてしまうこともありました。
帰り道が疲れの原因だと気がついたのは、疲れを感じ始めてから数カ月経った頃でした。

 

以前ほど疲れなくなりました。

そんな帰り道も、早く帰りたいのは今でも変わりませんが、早く帰れなくても以前ほどしんどさを感じなくなりました。

イヤイヤの世界に私が入る必要はなくて、「こうしたいんだね」と認めて、いっしょに楽しんでしまうほうがラクだな、と気がついたからです。

早く帰ってご飯を作りたい、とか、
なるべく早くお風呂に入って早く寝かせたい、とか。
私の、こうしたい、ああしたい、が頭の中をぐるぐると駆け回るほど、次男のイヤイヤの世界に入り込んでしまうことに気が付きました。


●  重いけれど、抱っこできるのも今だけ
●  ありやねこが気になるなら、いっしょに楽しんでしまおう。
●  寄り道の多い帰り道も、いっしょに遊んでいる貴重な時間だと思おう。
 次男も一人の人間で、自我があるのはいいこと。私の言う通りになるのも怖い。
●  寝る時間が遅くなったとしても、まあいいか

と思うようにすると、心がラクになりました。

 

「ちゃんとしないと」を手放すとラクになるかも。

長男の同じ頃、保育園で私がお迎えに来たのに気がづくと、私から一番遠くにある壁にすり寄って、私のほうに来ようとしない時期があったのを今でも覚えています。
当時は仕事が大変だった時期とも重なっていて、それくらい負のオーラが出ていたんだと思います・・・。

保育園で会う他のお父さんお母さんはみんな、余裕のある雰囲気でうまくやっているように見えるのに、どうしてわたしだけこんなに余裕がないんだろう、といつも思っていました。
きっと、今よりかなり真面目に接しすぎていたんです。
20時過ぎには寝かせたい、とか、ちゃんとしないと、とか。他にもいろいろと。

長男の時も、「ちゃんとしないと」の気持ちをすこしずつ手放せると楽になりました。
会話でも通じるようになってくると、「こんな時にはこうする」と、少しずつ分かってくれる時期とも重なって、ラクになってきたような気がします。

当時を振り返っても、本当に長男には申し訳なかったと思います。
それでも、イヤイヤ期を過ぎてからは母が大好きそうなのでほっとしています。

 

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私にとっては鬼門のイヤイヤ期
またしんどく感じる時がくるかもしれませんが、毎日のふとしたかわいい瞬間にも癒されながら、「一緒に楽しむこと」「まあいいか」の気持ちを忘れず、心穏やかに楽しくすごしたいです。