harmony.

日々のこと  感じたこと




目的のない読書のこと。

 

読んだ本について、感じたことをブログに公開した本もあれば、ブログに書こうと思わない本、書いている途中で放置してしまっている本、書き終わったものの公開していない本があります。

後者のほとんどが、ビジネス書や自己啓発書です。

どうして書けないんなんだろう・・・?

ずっと、仕事や自分自身に対して自信がないからかな、と思っていました。

それもあるのかもしれませんが、どちらかというと、できるだけ穏やかな気持ちでブログを書きたいな、と思っているので、リラックスした気持ちで読んだ本のほうが、このブログには合っているからかな、と思い至っています。

目的のある読書では、好きな本、というよりは、情報やスキルアップ、のような何かを得るために気になった本を読むことが多い気がします。

自分にとって得られることは何か、どう生かすかと考えて、頭を酷使しながら読む・・・。
こんな読書の時間は大切で、時には読みながらワクワクする気持ちにもなります。

 

ただ「読む」ことを楽しむのもいいですよね。

その一方で、「何かを得る」こととは離れて、理由はうまく言葉にできなくてもただ惹かれて手にする本や、好きな著者の本、小説や絵本やマンガを読むような、「読む」ことそのものを楽しむ時間も大切だなとも思います。

こんなふうに、目的なく選んだ本を読んでいる時のほうが、頭と心がリラックスしているからか、私の場合は自分の心に向き合いやすい気がします。

目的がなくても、何かを知ったり考えるきっかけにつながったりします。
読んだことは、意識せずとも頭のどこかの片隅に残っていることも多いです。
(長男はまさにそうで、どこで知ったの?と聞くと、「本で見たことある」とよく返されます・・・)

何より、「本を読むのって、楽しい」「ああ、おもしろかった」と心がリフレッシュされるのが、目的のない読書の一番の効用かもしれません

 

 

読書の秋。たくさんの素敵な本に出会えますように。